掛川市議会 > 2006-07-04 >
平成18年第 3回定例会( 6月)−07月04日-05号

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  1. 掛川市議会 2006-07-04
    平成18年第 3回定例会( 6月)−07月04日-05号


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    平成18年第 3回定例会( 6月)−07月04日-05号平成18年第 3回定例会( 6月)               平成18年第3回(6月)             掛川市議会定例会会議録(第5号) 〇議事日程      平成18年7月4日(火) 午前9時30分 開会  日程第1    認 第 1号  平成17年度掛川市病院事業会計決算の認定について    認 第 2号  平成17年度掛川市水道事業会計決算の認定について              病院事業会計決算特別委員長 報告              水道事業会計決算特別委員長 報告  日程第2    議案第90号  平成18年度掛川市一般会計補正予算(第1号)について               文教厚生 委員長 報告               経済建設 委員長 報告               総  務 委員長 報告  日程第3
       議案第91号  掛川市自然環境の保全に関する条例の制定について    議案第92号  市長の給料の特例に関する条例の一部改正について    議案第93号  掛川市交通安全対策会議条例の一部改正について    議案第94号  掛川市立総合病院使用料及び手数料条例の一部改正について               文教厚生 委員長 報告               総  務 委員長 報告  日程第4    議案第 100号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 101号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 102号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて    議案第 103号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第5   請願について    請願第 3号  障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願書               文教厚生 委員長 報告  日程第6   陳情について    陳情第 1号  「さんりーな」利用「パスポート券制度存続を願う陳情書    陳情第 2号  障害者自立支援法施行に伴う掛川市独自の支援策を求める陳情書    陳情第 3号  国の責任を患者・地方自治体に転嫁する「医療制度改革」反対の意見書の採択を求める陳情  日程第7    議発第 6号  「少子化対策の抜本的な充実と積極的推進を求める意見書」の提出について    議発第 7号  「日本ブラジル間及び諸外国との犯罪人引き渡し条約締結に関する意見書」の提出について    議発第 8号  「道路整備予算の確保に関する意見書」の提出について  日程第8   議員派遣について  日程第9   常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                     議 事                  午前9時30分 開会                     開 議 ○議長(加藤一司君) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 認第1号〜認第2号 ○議長(加藤一司君) 日程第 1、認第 1号及び認第 2号について議題といたします。  本件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、病院事業会計決算特別委員長内山周則君、御登壇願います。           〔病院事業会計決算特別委員長 内山周則君 登壇〕 ◎病院事業会計決算特別委員長内山周則君) おはようございます。  ただいま議長より報告を求められました認第 1号、平成17年度掛川市病院事業会計決算の認定について、病院事業会計決算特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会は、去る 6月27日午前 9時30分から第 2委員会室におきまして、全委員出席のもとで開会をいたしました。  委員会条例第10条第 2項の規定に基づき、河住光重委員臨時委員長を務められ、委員長に私内山周則が指名され、委員長より副委員長に狩野 恒委員を指名いたしました。  審査に先立ち、戸塚市長並びに五島病院長よりあいさつをいただき、直ちに審査に入り、当局より詳細にわたる説明を受け審査いたしました。以下、その概要を申し上げます。  委員より、掛川市立総合病院が全国に先駆けて医薬分業を行ってもう10年近くなるが、実際に医薬分業で経営的にどうプラスになっているかを教えていただきたいとの質疑に、当局より、具体的な数値は出ていないが、医師、看護師の仕事を随分軽減していることに役立っている。例えば、薬剤師が外来調剤にだけ力を注ぐのではなく、病棟にそれぞれ薬剤師を配備して患者さんへ服薬指導をしていますとの答弁がありました。  委員より、病院会計から開発公社に 5億円が貸し付けられているが、適切かどうか伺うとの質疑に、当局より、病院経営は非常に厳しいが現金は持っている。通常は、郵便局や銀行に預けるということになるが、開発公社に貸しているお金の利率は0.25%、市中金利の利率は0.02%です。開発公社病院双方にとってより効果的な運用ができる、何ら矛盾はないとの答弁がありました。  委員より、ベッドの稼働率について 450床のうち 1日平均が 379床であるが、経営的にはどうかとの質疑に、当局より、空き病室問題は非常に重要なことだと思う。どうしても患者さんの症状、質、レベルに応じた患者さん側の環境というものを配慮しなければならない。経営的配慮だけでは運営できないとの答弁がありました。  委員より、損益分岐点はどのように考えているかとの質疑に、当局より、平成16年度、17年度は、入院患者数が減っているが収益は上がっている。つまり、患者の数の動向だけではない。看護師を増すことや理学療法士の数が変わることによって、また地域連携室が一丸となり急性期加算など病院にふさわしい内容と質があって初めて経営が健全化し分岐点も変化してくるとの答弁がありました。  委員より、赤字の大きな要因は、各自治体がそれぞれ総合病院を経営すること、そしてその裏に救急医療の関係があると思うがいかがかとの質疑に、当局より、 1つの自治体が 1つの総合病院を経営するという時代ではなくなってきていると思う。例えば、掛川市立総合病院ですべての病気を治療、対応できるような体制をとろうとすると、もっともっと重装備ということになり、とてもその採算が合わないという形になる。中核的な病院があれば、それをうまく利用する、そういったことも検討する時代だと思う。また、救急体制においても、本当に 1分、 1秒を争う形で病院に来られる患者さんは、年間数えてもそんなに多くはない。しかし、救命救急に対する体制を充実するとすれば、より大きな病院の規模をつくる必要がある。掛川病院と同規模の病院には70名から80名の医師が必要となる。実際、それぐらいの医師がないと救急病院としての機能を果たせない。また、そうした病院が大きな赤字を出しているかといったら、決してそうでない。病院の規模というか、スケールメリットというものが非常に大きいと思うとの答弁がありました。  委員より、一般会計繰入金額が平成13年度は 7億円、14年度が 7億円、15年度以降 8億円ずつ繰り入れられているが、この基準は何かとの質疑に、当局より、地方公営企業法その17条に、病院会計への繰り出し基準があり、それに基づいて計算し、ことしの場合は収益事業について 7億 8,000万円、そして資本勘定に 2,000万円、合計 8億円を入れていただいているとの答弁がありました。  また、同委員より、薬品使用効率とは何かとの質疑に、当局より、 2つの側面があり、 1つは時間的な誤差、もう 1つは薬品とか注射等を使用しても指導料として算定するということで、実際薬品として請求しないという誤差があり、その割合を数的にあらわし、当病院においては、高い効率を保っているとの答弁がありました。  委員より、医業収益、今年度の約78億 8,000万円を医師の年間トータル数で割ると、 1日幾らぐらいになるかとの質疑に、当局より、医師 1人 1日当たりの稼働額は、16年度、17年度の比較数字であるが、16年度は52万 7,838円、17年度は51万 9,308円になる。16年度と17年度を比較すると、増減率では 1.6%の減になっているとの答弁がありました。  委員より、減価償却費に関連し、焼却年数はどれくらいかとの質疑に、当局より、代表的な医療機器である放射線機器法定耐用年数は 6年である。しかし、当院では、おおむね10年から12年くらいで更新をしているとの答弁がありました。  委員より、人間ドック、17年度は前年度に比べ 145人の減であるが、その原因は何かとの質疑に、当局より、17年度減少の原因は、国保の利用者が16年度より 426人減少したためでありますとの答弁がありました。  委員より、現在の病院規模において、医師、看護師は何人必要なのかとの質疑に、当局より、掛川病院に必要な医師の数は、常勤医が70名程度と思われる。看護師については、具体的な数値としては、10対 1の看護基準にするためには現在 3人不足。これに夜勤時間数が月内72時間という制限があり、さらに育休、産休、年休、病欠、研修等も考慮すると、年度内だけでも 5ないし 6名の補充が必要と思われるとの答弁がありました。  委員より、医師の待遇面での問題はないのかとの質疑に、当局より、人事院勧告という制限もあるが、医師についての待遇はかなり改善されているとの答弁がありました。  委員より、市内の開業医はふえているのかとの質疑に、当局より、細かい数は把握していないが、確実にふえている。しかし、県平均と比べても決して多くはない。しかし、病院の勤務医が開業医になることが多いので、地域全体としてはふえていない状況であるとの答弁がありました。  委員より、建築後20数年たった市立病院は、設備面においても老朽化が進んできている。その対応はどういうふうに考えているかとの質疑に、当局より、23年目に入っているので、ふだんの保守点検はもちろんのこと、さらに改修計画を立て対応しているところであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ討論なく、採決の結果、認第 1号、平成17年度掛川市病院事業会計決算の認定については、賛成多数にて認定すべきものと決しました。  以上、病院事業会計決算特別委員会委員長報告といたします。  以上。 ○議長(加藤一司君) 次に、水道事業会計決算特別委員長佐藤博俊君、御登壇願います。           〔水道事業会計決算特別委員長 佐藤博俊君 登壇〕 ◎水道事業会計決算特別委員長佐藤博俊君) ただいま議長より報告を求められました認第 2号、平成17年度掛川市水道事業会計決算の認定について、水道事業会計決算特別委員会における審査経過の概要と結果について御報告いたします。  当委員会は、去る 6月27日午前 9時30分から第 3委員会室において、全委員出席のもとに開会いたしました。  委員会条例第10条第 2項の規定に基づき、菅沼茂雄委員臨時委員長を務められ、委員長に私佐藤博俊が指名され、委員長より副委員長に東堂陽一委員を指名いたしました。  審査に先立ち、山本収入役よりよろしく審査願いたい旨のあいさつをいただいた後、当局から決算に係る詳細説明を聴取し、直ちに審査に入りました。  委員より、収益の中に他会計補助金があるが、これはどのような繰出基準に基づいているのかとの質疑があり、当局より、他会計補助金は、収益的収入及び資本的収入の両方にあり、いずれも一般会計からの補助金である。 3条予算の 4,125万円余は、旧大須賀町の企業債の利子分、また 4条予算の 3,603万円余は、旧大須賀町の企業債の元金分である。旧大須賀町の水道事業は歴史が浅く、設備費が非常にかかるということから、水道会計で処理すると会計上大変苦しいため、一般会計で負担していたものを引き継いでいる。また、水道料金が統一されていない状況から、合併後も他会計補助金が続いている。平成20年 4月の料金統一の際、この補助金の扱いをどうするかが一つの課題であるとの説明がありました。  他の委員より、工業用水の問題について少し目安がついてきて、そこそこの値段で需給できると思うが、水道会計にどのくらいの影響があると考えているのか。また、料金統一について、料金は利用者に直接影響するものであり、20年 4月の計画より前倒しで考えるべきではないかとの質疑があり、当局より、工業用水の影響については、現段階で考えにくい状況にある。工業用水は、浄化していない原水を使うものであり、県の水利用室からは、水道への影響はそんなにはないとの指導も受けている。また、料金統一については、合併協議の中で18年、19年で調整する事項になっている。上水道の使用料で下水道の料金を支払うため、水道だけが先行するのは難しい部分もある。今年度は、下水道の料金も統一するための一緒の懇話会の設立を予定している。議会からは、総務及び経済建設の両委員長にも加わっていただき、その他学識経験者住民代表等も含め15名以内の構成とし、19年度に答申をいただく予定で進め、料金統一を図っていきたい。料金設定によっては収入に大きく影響が出るため、現在の28億円の収入を余り下回らない程度の料金設定をしていきたいと考えている旨の答弁がありました。  さらに、同委員より、料金統一については、合併した一つの目的であり、そんなに時間的猶予はなく、できるだけ速やかにという心構えで進めるべきであるとの意見があり、一方、他の委員からは、そんなに簡単なものではないので、慎重に考えるべきとの意見も出されました。関連して他の委員より、料金統一に向けてのスケジュールの説明を求める質疑と、あわせて当局の水道事業の基本的な考え方について、懇話会に投げてしまうのではなく、議会側に事前に議論する場を保障してほしいとの要望が出されました。  これに対し、当局より、スケジュールとしては、 7月から 8月にかけて懇話会委員の選任を行い、10月ごろに第 1回懇話会を開催、今年度中にあと 2回程度、19年度にも 2回ほどの懇話会を開催しながら、その間に総務委員会経済建設委員会等中間報告等を行いつつ、来年10月ごろには答申をいただき、12月議会に条例改正案を上程していきたいと考えている。20年 1月から 3月はホームページ、広報などを使っての市民への周知期間として、20年 4月 1日統一料金のスタートというのが今の予定である。また、基本的な考え方について、第三者機関の懇話会に丸投げするつもりはない。一度料金設定をすれば、最低でも 5年は料金改定がないように料金を設定すべきと考えている。担当の委員会、協議会等において諮問する原案を示し、協議をお願いした中で懇話会に諮問していきたいとの答弁がありました。  収入役から、大変重要な問題であり、十分時間をかけ、財政問題も含め市の考え方を整理し、議会そして懇話会に提案する手順で進めていきたいと考えているとの所信が述べられました。  委員より、昨年10月の大東千浜地内の水道管破損事故の状況に関する質疑があり、当局より、事故では大変御迷惑をおかけしましたが、被害総額の 393万 6,213円は全額業者に請求し、今回の決算で収益的収入営業外収益の雑収益に計上されている。濁り水の排出等の水量は 1,500立方メートルくらい、また広範囲に濁り水が発生したことから、 6,736立方メートルの水道料金の調整を行い、また時間外等の人件費、応急給水費における給水袋、車両の借上代、封筒の印刷費などもすべて含めた金額である。これは、下水道も含めた金額で、水道会計だけでは 311万 6,651円という金額であるとの説明がありました。  委員より、19年に予定される大井川広域水道事業団料金改定問題に関する現状についての質疑があり、当局より、16年、17年と企業団からの提案があり、料金と起債等の償還がピークを迎えるという問題があり、構成団体の出資金に関し昨年までに 3案が提案され検討してきたが、いずれも左岸側の構成団体の同意が得られない状況があり、本年 4月にその中間的な案が示された。その中間的な案は、大体13億円弱の基金が必要となるものであるが、左岸の皆さんにはおおむね良好として内諾をいただいているところである。現在、企業団が構成市町に出資金を募る約束が大体10億円である。 3億円弱の金額がまだ不足している。その不足分を企業団が構成団体にお願いに回って、その目途がついたところで新たに幹事会を開くというところまで話が進んでいる。企業団としても、値上げをせず構成市町の出資金により 5年から 7年くらいのスパンで乗り切っていきたいという考えを示しているとの説明がありました。  委員より、監査所見にもあるように、経常利益が 2億 3,000万円余とその努力を評価する。また、企業団については、左岸側と右岸側で温度差があり、中間案により調整が進んでいるとの説明があったが、ぜひ推進していただき、水価に影響の出ないようにすることが課題であると思う。また、自己水源の状況はどうかとの質疑があり、企業団の関係では、水価については今後の幹事会で資金調達の内容も示されると思うが、それらを踏まえ中間案で水価を保ち、水道料金に跳ね返らない努力をしていただくよう発言していきたい。また、自己水源については、率として旧掛川で 16.52%、水量で 229万 2,096立方メートル、旧大東では6.15%、23万 8,645立方メートル、旧大須賀では 30.66%、77万 3,888立方メートルであるとの当局説明がありました。  なお、委員より、現金預金が16億円余あるが、その内訳に関する質疑があり、当局より、運用として一般の市中銀行の大口定期に 7億円、また掛川市開発公社に 1億円、良質市街地公社に 1億 5,400万円、合計で 9億 5,400万円を運用という形で預けている。その他の 7億円余は普通預金であるとの説明がありました。  委員より、運用による利息が年間約75万円、されど企業債の金利が約 2億円、監査所見資金運用を有効に活用するとあるが、資金活用について十分図られているのかとの質疑があり、当局より、市開発公社良質市街地公社が市中の銀行に比べれば利率が高く、水道会計としては独立採算を基本としていることから、少しでも会計にプラスになる運用をしたいというのが基本的な考え方である。企業債の利子が相当高く、企業債の借換債なども研究している。公営企業金融公庫分だけがその対象になるが、利率的に運用にならない状況である。繰上償還についても研究しているが、基準がいろいろあり、なかなか適用せず難しい状況であることを御理解いただきたいとの答弁がありました。  他の委員より、水道料金コンビニ収納について、また将来の水価を下げる意味でも人件費削減の中で自動検針という方法も出ていると思うが、計画はあるのかとの質疑が出され、当局より、コンビニ収納については、19年 4月からの実施をめどにソフトの開発に努めている。また、自動検針については、現状は市民の皆さんに検討をお願いしているが、 4万戸を超す自動検針ともなると、設備費も相当かかるし下水道の負担にも影響が出てくるので、現時点では検討していない旨の答弁がありました。  委員より、鉛管の改良状況に関する質疑があり、当局より、石綿管は本年度で終了するが、鉛管については、調査の結果、 6,700カ所くらいあることがわかった。17年度までに終了したものは 2,326件、すべてを完了するのには平成28年、もう10年ぐらいかかる。掛川市の水道の歴史は長く、古い水道管には鉛管の分水がしてある。その改良を粛々とやっている。昨年の例では、この改良を 411カ所やった。また、鉛管のみの改良で 395カ所、漏水があったことにより元から取りかえたものが17カ所、合わせて 823カ所を実施した。本年度は、予定は 407カ所を予定しているとの説明がありました。  関連して、委員より、以前の説明により鉛管は本管以外の部分であると承知していたが、 6,700カ所について本管にもかなりの鉛管があるのか。また、基本的には、水道部の管理は量水器の手前まで、宅地内は個人の管理であるが、 6,700カ所について市の管理する部分ではどのくらいのカ所数かとの問いに、本管は鉛管ではなく、古い鋳鉄管である。前回までは約 3,000カ所と申し上げてきた。これは、本管から引き込む管が 3,000本あるということで理解をお願いしたい。 3,000本から引いているお宅が約 6,700カ所、数の数え方を少し変えたという点もあり、戸数の方がわかりやすいということで約 6,700カ所のお宅に影響があるということである。これまでの 3,000という数字は、引いている管の数であるが、城北団地などでは 1つの区画で 1本引いて 2軒に分けているもの、また連合管といって 1本で 5軒に分けているものもあり、本管から取り出しの数とそれら分かれた延べ箇所数の差が出ているものであるとの答弁がありました。  委員より、鉛管を解消するにはどのくらい経費がかかるのか、あわせて早期改良を要望するとの意見があり、当局からは、当然、多額の費用を要する。本管そのものも古く、本管と一緒に鉛管をかえたいというのが基本的な考え方であり、効率的な改良計画を立てていきたいとの答弁がありました。  委員より、工事契約に関する質疑があり、当局より、指示は市内業者が中心となり設計金額 1,500万円以上は指名審査委員会にかけ競争入札をし、工事執行している。入札差金については、予定価格を決めて入札するが、落札価格は平均90%前後であるので、 1割程度の入札差金となるとの説明がありました。  委員より、決算では給水量が減少し、収入が約 1,000万円、 0.4%減ったという状況である。水の需用量についてどう考えるかとの質疑があり、当局より、戸数はふえ、人口も微増ながらふえているが、節水意識の浸透等により給水量が減るという状況にある。企業団から全体の 8割をいただいているが、これも契約していう数字を満たしている数字ではない。19年度から企業団の第 2期の第 1段階として左岸側の余剰水を 7,300立方メートル、右岸側にいただくことになっているが、その数量はまだ使用量がふえているという想定はされていない。水需要は、通常のベースで使っていただく企業であれば何ら支障はない。新エコポリスについても、水の使用に関する制約については、今後は考えなくてもいいと考えている旨の答弁がありました。  委員より、企業団の第 2期計画についての質疑があり、当局より、第 2期計画は、水需要の長期低迷により平成16年度に計画を見直し、第 2期の現在の毎秒 2立方メートル、日量17万 2,800立方メートルにもう毎秒 2立方メートル分を加えるという計画であり、第 2期の第 1段階として第 1期分の左岸側の余剰水の 2万立方メートルを右岸側にいただく工事を現在しているところである。 120数億円かけているが、それが第 2期第 1段階工事である。第 2期計画については、平成19年度に再度見直しをかけることになっており、継続するのか休止するのか、取りやめにするのか、その結論を出すということを聞いている。現在決定されている第 2期第 1段階事業での 2万立方メートルの右岸受け入れについては、19年度以降掛川市では日量 7,300立方メートルを増加させた基本水量、日量 5万 6,900立方メートルとし契約するが、今後の水需要予測からいって現在の使用水量、日量 4万 400立方メートルを基準水量まで増加させていく計画は今のところなく、今後の検討課題である旨の答弁がありました。  以上で質疑を終了し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、認第 2号、当委員会に付託された平成17年度掛川市水道事業会計決算の認定については、賛成多数にて認定すべきものと決しました。  以上。
    ○議長(加藤一司君) 以上で両委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、認第 1号について、10番、鷲山喜久君、御登壇ください。                〔10番 鷲山喜久君 登壇〕 ◆10番(鷲山喜久君) 日本共産党議員団を代表して、通告に従って認第 1号、平成17年度掛川市病院事業会計決算の認定について反対の立場から討論いたします。  市立総合病院の総員 537名の皆さんが、五島病院長の平成17年度 7つの方針を具体化して目標を達成するために努力された労力に対し、大変御苦労さまでございました。  議会の本会議で病院長答弁は、責任者として大変な日々が続いていることがよくわかります。全国比で掛川市全体の医師は50人不足しております。医療制度による診療報酬の引き下げ等政府の医療改悪によって、努力しても現状ではどうにもならない問題があります。病院の利用者から見れば、いつでも安心して診察を受けることができ、治療に専念できることを望んでおります。残念ながら十分とは言えません。その理由は、何よりも医師不足です。  認定について反対の理由を申し上げます。  それは、本年 4月21日に管財課より全員協議会で配付された資料によると、市立病院会計から掛川市開発公社に 5億円が貸し付けされていることです。14年以前から貸し付けはありましたが、14年から始まった貯金保険法の一部改正されたことによるペイオフ対策、市中金融より掛川市開発公社に貸し付けた方が高金利との運用上のことと伺っておりますが、本当にこれでよいのでしょうか。17年度掛川市病院事業企業債明細書によると、17年 3月23日から18年 3月28日までに病院整備債 3件で合計 4億円、支払利息 348万 6,000円です。 5億円の受取利息は 125万円、金利は0.25%、これが最も確実かつ有利な方法の運用か、今、市立総合病院は、監査委員の審査所見に見られるように、経営環境の厳しさや高度医療の提供、医師不足の解消など解決していかなければならない課題があります。このような課題を市民の立場に立って解決することの方が先ではないかと判断をする次第です。  官と民の違いはありますが、かつてバブル期に本業に徹して地味にしていた企業は比較的生き残り、逆に、本業以外に手を出した企業ほど倒産のレールに乗ってしまったことがあります。17年度の主要事業、概要表の病院長方針が 7項目ありましたが、改めて見ますと、これを実行して病院長御自身が 100点満点を取ることは、寝ることができないほど大変なことと思います。市立総合病院の会計は、市立総合病院のために運用使用することと思います。  また、この 5億円は、決算書を見ても監査委員の決算意見書を見ても触れられていません。これでいいのでしょうか。全国の自治体病院が国の制度や法によって経営が成り立たなくなっているとき、もはや病院だけの問題ではありません。市当局も含めて問題の解決に向けて取り組む必要がどうしてもあります。  以上で反対討論といたします。 ○議長(加藤一司君) 次に、同じく認第 1号について、 2番、狩野 恒君、御登壇ください。                〔2番 狩野 恒君 登壇〕 ◆2番(狩野恒君) 認第 1号、平成17年度掛川市病院事業会計決算につきまして、認定するべきであるという立場に立って賛成討論をいたします。  病院経営をめぐる環境は、全国的な傾向でもあります医師不足を初め病院の経営をめぐる環境は全国的な傾向であり、病院の淘汰も意図するような診療報酬の改定や医療給付費の抑制を図る医療費制度改革関連法案など、厳しい医療制度改革のうねりの中にあって、多くの自治体病院で赤字経営が余儀なくされ、当掛川市立総合病院でもその例外ではありません。  しかし、こうした中にありましても、公立病院がゆえの地域医療の確保及び医療水準の向上、さらに救急医療などの不採算部門であっても、その責務として医療が求められています。平成17年度病院事業会計を見ますと、病院事業収益は87億 1,428万 9,000円、病院事業費は87億 7,757万 2,000円となり、 6,328万 3,000円の純損失となりましたが、前年度の 9,114万 9,000円に比べれば多少の改善が見られます。これは、患者数において入院、外来ともに前年度に比べ減少したものの、収益では急性期入院加算の取得などにより、 1.3%の増となったことが大きな要因であります。  なお、患者の状況につきましては、入院、外来患者総数は、年間延べ40万 744人で、前年度比 1万7,271人、 4.1%の減少となり、入院患者では13万 8,490人で前年度比 202人 0.1%の減少となり、 1日平均入院患者数も 379人で 1人 0.3%の減少となりました。また、外来患者は26万 2,254人で、前年度比 1万 7,069人 6.1%の減少で、 1日平均外来患者数も 1,075人となり、74人 6.4%の減少になりました。外来患者の大きな減少に対し入院患者についてはほぼ前年比同数を確保できましたものは、病院が進めている病院と診療所の持つそれぞれの機能を十分に発揮させるための病診連携の成果とも言え、評価できるものであります。  今後の病院経営のあり方を考えますと、病診連携のさらなる推進とともに、近隣病院間の連携、病病連携を進め、広域的な医療体制を構築することが重要であろうと考えます。  以上のような病院、医療をめぐる厳しい環境の中にありまして、病院職員は昼夜分かたず市民・患者のために努力されていることは、異論のないところであります。決算が赤字計上をされましたことは残念でありますが、病院の現状を考えますと、本決算を認定することは何ら問題ないと確信するものであります。  また、ただいま反対討論の中で、現金預金の運用に当たり開発公社への預け入れについて問題が投げかけられましたが、病院事業の出納その他会計事務につきましては、掛川市病院事業の設置等に関する条例第10条において、地方公営企業法の規定により、その一部を収入役に行わせる旨の出納事務等の委任の規定がされ、その範囲については、掛川市病院事業会計規則第 3条に病院事業の業務に係る現金及び有価証券の保管に関する事務もその一つとして定められています。  こうしたことから、収入役の管理のもと、また委員会において病院事務局長から開発公社への貸付利率と市中金融機関との貸付利率についての比較説明がなされましたように、この貸し付けが病院事業にとって有効な資金運用となっております。問題はないと考えるものであります。  こういう中で、病院で働く職員の努力を高く評価し、今後も地域における基幹病院、中核病院として地域住民に安心、信頼、満足のいただける病院経営を目指していかれることをお願いし、平成17年度掛川市病院事業会計決算の認定について賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(加藤一司君) 続いて、認第 2号について、21番、水谷陽一君、御登壇ください。                〔21番 水谷陽一君 登壇〕 ◆21番(水谷陽一君) 平成17年度掛川市水道事業会計決算に反対の立場から、日本共産党掛川市議団を代表して討論をいたします。  掛川市の水道事業における評価する点は、有収率の向上も一つであります。 94.55%と県下平均を上回りました。さらには、過年度分の未収金の克服にも成果を上げ、今決算では 2億 3,141万 6,000円もの当期純利益を計上しました。  こうしたたゆまない関係者の御努力を認めつつ、問題点を述べたいと思います。  その第 1は、平成19年度に 1市 2町の料金統一に向けて掛川市の水道事業そのものがどのような決意で臨もうとしているのかということであります。当局の説明では、本年の 7、 8月に(仮称)掛川市上下水道料金懇話会を結成させ、第 1回を10月に予定し、今年度 2、 3回、19年度は 2回開催し、19年10月には答申を出す、12月には議会に条例改正を出し、20年 3月には周知させ、 4月から実施、このような説明でありました。  御存じのように、使用料金が20立方で旧掛川市 3,080円、大東町 3,150円、大須賀町 2,940円で、その差は最高と最低で 210円もの違いがあるわけであります。もともとこの地域では料金が高く、しかも下水道料金も含めれば 420円の違いではありますが、それは全体の水道料金から見れば数千円もの負担がふえる、そういうまさに家計を直撃するものであります。  もともと合併の条件として、サービスは高く負担は安くと何度もこの議会の議場で答弁を繰り返し、その言葉に多くの市民も合併はやむを得ないと思ったことであります。その約束の責任を第三者機関に任せていいのでしょうか。第三者機関に答申をさせ、その答申どおりに実行する、それはまさに責任逃れと言っても言い過ぎではありません。第三者機関というその方針を出す前に、少なくとも水道料金は現行より負担は引き上げないと言明すべきだと思います。市民との約束は、行政の責任で守り通すべきであります。  第 2の問題点は、鉛管対策の対応についてであります。この鉛管対策の対応について、まだ基本方針がないということだと思います。かつて老朽石綿管対策は、掛川市で言えば総延長 190キロ、その改良を昭和63年から行っており、ときには一般会計から地震強化対策費として繰り出したりして、いよいよ本平成18年度に終結するとなるものであります。  残る課題は鉛管の問題であります。これはまだ率直に言いまして、総延長の距離さえ不明の状況ではないのでしょうか。と申しますのは、今から 3カ月前の予算審査のときの当局の説明は、鉛管の改良は平成14年から20年までの計画で改修をされ、現在は50%の進捗率、改修箇所は 3,000箇所と言っておりました。  それが、今決算では、その説明では改修箇所が6,007箇所と報告があり、18年度末では 3,970箇所も残り、改修完成年度は平成20年どころか平成28年度までかかると説明でありました。予算の内容そして水道事業計画は、当然、市民にも公表されているものであります。水道事業計画は、正確性を求められるものであります。  また、問題点は、市民の懐から集められた料金が利益となり、掛川市には16億円余の資金があり、その受取利息が年間79万円であります。その一方、支払利息が約 2億円も支払っているわけであります。運用と高金利対策も正面から取り組むべきであります。資金を有利な開発公社あるいは良質市街地公社に預けていると言いますが、少なくともその前に借金の繰り延べ返済の道も真剣に探求すべきであります。  問題点の最後は、大井川広域水道事業計画第 2期事業についてであります。  もともとこの第 2期事業は、平成 7年から始まりましたが、計画はその前からであります。つまり、まだ日本の経済が右肩上がりのころの計画であります。その象徴的なものは、人口予測に基づく将来の水需要であります。平成25年の終期に掛川市の人口は16万 1,000人と想定しております。これは、まさに想定外の数字であります。水使用の計画も当然必要以上の量であります。こうした無謀な計画は、きちんと改めて総括をして、新掛川市のしかも小笠山水系を初め自己水源の正確な水量を調査して、その活用計画も含めた、今特に必要なことは掛川市としての水政策が必要だということであります。  同時に、現在の水利用の実態からも、大井川右岸、左岸、静岡県を含めた真剣な議論が必要な時期にきていると思います。  以上、問題点を述べ、反対討論といたします。 ○議長(加藤一司君) 続いて、同じく認第 2号について、14番、東堂陽一君、御登壇ください。                〔14番 東堂陽一君 登壇〕 ◆14番(東堂陽一君) 私は、ただいま議題となっております認第 2号平成17年度掛川市水道事業会計決算の認定について賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  合併 1年目の平成17年度は、給水戸数の増加にもかかわらず、給水量は企業及び一般家庭での節水意識の浸透などによりわずかに減少しましたが、自己水源のほか大井川広域水道の水源を確保するとともに、昼夜の適切な維持管理により安全な水を安定的に供給することができました。水源に恵まれない当市は、年間配水量の約 8割を依存している長島ダムを水源とする大井川広域水道に対して感謝の意を表するものであります。  さて、平成17年度の掛川市水道事業は、水道事業収益が給水量の減少などにより28億 9,532万円となったものの、水道事業費用では26億 6,391万円となり、収益的収支差引では、前年度と比べて大幅増の当年度純利益 2億 3,141万円を計上しています。これは、給水量の減少などにより給水収益が減少したものの、水道事業費用は経費節減に務めたことや合併効果もあり、人件費、物件費などで大幅減少となっており、経営努力の結果であると認められます。  一方、建設改良では16億 963万円の費用を投じ送配水設備の改良工事や拡張事業を行い、水道施設の充実に努めております。特に、本年度は、水質の悪化や施設の老朽化に対応するとともに、大須賀東部地区への安定給水を図るため、東大谷配水池を築造したほか、佐夜鹿簡易水道統合事業においては、ポンプ設備、配水池を建設し、上水道への統合を完了することができました。また、老朽石綿管の改良にも積極的に取り組み、平成18年度の全面改良に向け、現時点で98.7%の改良率となりました。有収率も県下市平均を上回る94.5ポイントとなっています。また、経営の長期健全性を示す自己資本構成比率、支払い能力を示す流動比率も高く、財務状況、経営の効率性もよく、安定した経営が維持されています。これらは、受益者負担と独立採算制を基本にした計画的な水道経営と経営努力の結果であると考えます。  以上、述べましたように、本会計は安心・安全、安定した給水を使命とし、給水サービスの向上を図るための水源の確保と水道施設の充実並びに財務体質強化を目指し計画に取り組んでいることが認められ、その経営努力を評価するものであります。  なお、つけ加えますと、水道料金の統一は、水道使用者の公平性と水道事業の一体的な発展を図るために必要であります。今後、料金懇話会を設置し、審議が進むものと思われますが、これに丸投げするつもりは毛頭ないということですし、関係委員会に図ることも表明されているので、この線に沿って市民に御理解いただけるできるだけ低廉かつ公平な料金を設定する考えを今後も保っていただきたいと思います。  現金預金の運用については、水道会計は独立採算を基本としていることから、安全で少しでも利率が高いところに預け入れ、水道会計にプラスになる運用をしていくことは順当な考え方であり、市中銀行よりも利率が高い掛川市開発公社良質市街地公社をその対象とすることは妥当であると考えます。  水道事業は、市民の生活はもとより、社会経済活動に欠かせない重要な事業でありますので、水源がなく苦労した当市の水事情を十分踏まえ、中長期的視野の中で水道経営を推進するとともに、課題となっている石綿管や鉛管等の改良と水道料金の統一など諸問題の解決とともに、より市民に信頼される水道となることに一層の努力をお願いし、私の賛成討論といたします。 ○議長(加藤一司君) 以上で通告による討論は終わりました。  その他討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、認第 1号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございました。  起立多数であります。  よって本件は、認定することに決しました。  次に、認第 2号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございます。  起立多数であります。  よって本件は、認定することに決しました。  この際、暫時休憩といたします。                 午前10時28分 休憩                 午前10時40分 開議 ○議長(加藤一司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第2 議案第90号 ○議長(加藤一司君) 日程第 2、議案第90号を議題といたします。  本件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、河住光重君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 河住光重君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(河住光重君) ただいま議長より報告を求められました議案第90号、平成18年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)の中、当文教厚生委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中所轄部分、歳出中第 3款民生費、第10款教育費に関し、その審査の概要と結果について御報告いたします。  当委員会は、去る 6月23日、午前10時50分から第 2委員会室におきまして全委員出席のもとで開会をいたしました。  当局より、課ごとに所轄部分の歳入歳出の説明を受け、直ちに審査いたしました。歳出の款・項・目順に御報告いたします。  まず、第 3款民生費では、委員より県の静岡子育て優待カード事業に伴う郵便料ということだが、市内の協賛店舗はどれくらいと見込んでいるのか、また大型店舗の協賛状況はとの質疑に、当局より、目標は 200店舗を超えればよいと考えている。また、大型店舗については、袋井市で実施されているモデル事業から恐らく協賛していただけると考えているとの答弁がありました。  委員より、 7月20日で協賛店舗の募集を締め切ったところ、協賛したいという店があった場合はどうなるのかとの質疑に、当局より、 7月20日までに応募のあった店舗については、県内において協賛店舗の一覧表をつくりホームページ等でも紹介する。その後は随時受付になるが、PR誌に載りにくいため、できれば一番最初から協賛していただけるのがベターかと思っているとの答弁がありました。  委員より、子育て優待カードの特典は、対象の家族の商品を購入したときでなくてもよいのか。また、この事業の期限はとの質疑に、当局より、子ども向けのものでなくても全くかまいません。また、期限は2010年 3月であるとの答弁がありました。  委員より、高齢者向けの健康体操教室の委託ということで、講話と実技ということだが、どんな方を対象に何回実施するのかとの質疑に、当局より、老人クラブの代表者を対象に講話と実技を合わせた体操を 1回予定している。なお、講話は 2名、実技指導者 5名の計 7名を東京より招き行うものである。また、今回は総務課の職員の接遇研修 3回と合わせ実施する計画となっているとの答弁がありました。  委員より、総務課で 3回とはどういうことか、全体を教えてほしいとの質疑に、当局より、総務課においては、職員の接遇研修として 3回計画しており、一度は老人健康体操教室と同じ日を予定している。また、予算は、高齢者の方で35万 2,000円、総務課の職員研修費として69万 3,000円を計上しているとの答弁がありました。  次に、第10款教育費について、委員より、今回は、中央小と城北小の給食室のエアコンということだが、現在、市内の幼・小・中学校合わせてどれくらいのエアコンが入っており、清掃はどうなっているのか。エアコンを通して菌をまき散らすということもあるので、十分管理をお願いしたいとの質疑に、当局より、エアコンの数については後ほど回答させていただきたい。あわせて清掃等についても報告をさせていただくが、現時点では、それぞれ学校でやっていただいていると理解しているとの答弁がありました。  それに対して、他の委員より、確実なメンテナンスをすることによって、機械の性能、寿命が伸びる。財政事情の厳しいときではあるが、財産をむだに使ってしまうということにもなるので、どういうメンテをやっていかなければいけないか設置のときにメーカーから聞き取って年次計画を立ててやっていくべきではないかとの意見がありました。  委員より、子どもと親の相談員 2名は、掛川の方からお願いして配置されたものかとの質疑に、当局より、県の方で県下広く見る中で配置したと伺っているとの答弁がありました。  委員より、なぜ桜木小と和田岡小を選ばれたのかとの質疑に、当局より、県の方で決めたもので、市から指定はしていない。県の方では、問題・課題は比較的大きな学校には多いということから大規模校を考え、また県で一番課題を持っているのは中学校であるので中学校区という考え方があり、大規模校の桜木小と同じ桜が丘中学校区の和田岡小の組になったと聞いているとの答弁がありました。  委員より、この 2校以外の相談窓口はどのようになっているのかとの質疑に、当局より、掛川市の教育センターで相談業務を行っている。そこには 2名の常駐する相談員がいる。また、心の相談ということで、各中学校にそこから出ていく者も 3名いる。広く相談活動の窓口をつくり、親たち、子どもたち、先生方にも案内をし、少しでも悩みの早期発見、早期解決に努めたいとの答弁がありました。  委員より、ドラマ館、掛川城の最終入館者数の見込みはどれくらいを想定しているのかとの質疑に、当局より、現在、有料者数を29万 3,000人、減免者数を 2万 9,300人、合わせて32万 2,300人と見込んでいるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ、討論なく、採決の結果、分割付託された議案第90号、平成18年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)について、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で文教厚生委員会委員長報告といたします。ありがとうございます。 ○議長(加藤一司君) 次に、経済建設委員長、内藤澄夫君、御登壇願います。              〔経済建設委員長 内藤澄夫君 登壇〕 ◎経済建設委員長(内藤澄夫君) ただいま議長より報告を求められました議案第90号、平成18年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託をされました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中所管部分及び歳出中第 8款土木費について審査の概要と結果について御報告を申し上げます。  当委員会は、去る 6月23日午前10時50分から第 1委員会室において全委員出席のもと開会をいたしました。冒頭、山本収入役からあいさつをいただき、その後当局各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  質疑を求めたところ、特に質疑はなく、質疑を終結し、討論に付しましたところ討論はなく、採決の結果、当委員会に分割付託をされました議案第90号については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
     以上、経済建設委員会委員長報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(加藤一司君) 続いて、総務委員長、鳥井昌彦君、御登壇願います。               〔総務委員長 鳥井昌彦君 登壇〕 ◎総務委員長(鳥井昌彦君) ただいま議長より報告を求められました議案第90号、平成18年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)中、当総務委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正、歳入全般、歳出中第 2款総務費、第 9款消防費、13款予備費、第 2条地方債の補正について、その審査経過の概要と結果につきまして御報告申し上げます。  当委員会は、去る 6月23日、午前10時50分から第 3委員会室におきまして、全委員出席のもと開会をいたしました。  冒頭、市長よりあいさつをいただいた後、各担当課長からそれぞれ説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳入について申し上げます。  委員より、市有物件災害共済分担金戻入収入について、掛川西中の部室の火災関係で 347万 6,000円の収入があるが、復旧工事として 700万ぐらいかかると聞いているがどうかとの質疑があり、当局より、この収入は、被害の復旧分に限定し計算されるものであり、 700万円にはテニス部の部室の場所を移し新設するという経費が含まれているため差額が出る。 3回の火災があったが、その復旧分の費用としては全額いただく予定であるとの答弁がありました。  関連して、他の委員より、火災の件で新聞報道があったが、市当局に事前の情報公開があったのかとの質疑に、市長より、新聞発表の朝、警察の生活安全課長が教育委員会に見え、本人も親も反省しており、情状酌量の余地がないわけではないが、地域に及ぼす影響や不安を払拭できない。また、複数回にわたっていることを考えた結果、できる限りプライバシーを守りながら書類を送検せざるを得なかったとの報告があったと担当部長を通じて私にも報告があったとの説明がありました。  委員より、子どもと親の相談員事業委託金について、 1校から 2校になったとのことであるが、どこの学校かとの質疑があり、当局からは、今回は中学校の単位でと聞いており、桜木小と和田岡小の 2校であるとの答弁がありました。  次に、歳出について申し上げます。  人事管理費については、特に質疑がなく、地域環境整備調整費について、委員から、多くの質疑が出されました。  まず、農道舗装材料費(生コン)について、その利用状況と補正後の額が 3,595万 4,000円となるが、例年の額と比べてどうかとの質疑に、当局より、17年度の実績は掛川区域が主になるが、 153カ所の要望があり、 3,510万円を執行した。したがって、補正額は、昨年とほぼ同額の数字となる。また、材料支給は、生コンだけでなく維持補修材料費として 1,800万円ほど計上してあり、側溝とか溝ぶたとかの材料も対応するとの説明があり、また、執行委任する大東区域の 5,567万円、大須賀区域の 3,578万 8,000円についても、ほぼ昨年並みの数字を計上したとの説明がありました。  委員より、地区要望に関する幾つかの質疑があり、当局より、地域振興課において、道路河川課、農地整備課、都市計画課等を含めて一括して地区要望を取らせてもらっている。その中で、日々の修繕、また設計の要らない小規模なものは、地域振興課で担当している。日々の修繕は、危険等について判断してすぐやるので、早い者勝ちということではない。おおむね 3カ所地区要望を出してもらうが、地区の大きさや世帯数が違うので、その点を配慮しながらやっている。道路河川課、農地整備課等の大きな工事については、順位づけ等の中でそれぞれの所管課でやっている。地域振興課所管のものは、平成17年度の要望事項は全部で 691件あり、そのうち 685件を実施し、18年度対応となったものが 6件である。この 6件は、用地の問題とかすぐに対応できなかった事情があったものであるとの答弁がありました。  委員より、組立式排水路のアームが折れて地域環境整備調整費では対応できなかったものが昨年 2カ所ほどあったが、そういう場合には道路河川課等で対応できるのかとの質疑があり、当局より、地区要望ではなくて 100万円以上の当然市がやらなくてはならないものは、 5,000万円の別枠の予算をつけて対応することにしており、収入役がその調整をしているとの説明がありました。  委員より、この予算について、従来は 9月議会での対応であったと思うが、 1億 5,000万円の補正を 6月議会に持ってきた基本的な理由は何か、また 3億円という額は旧掛川市のレベルであり、 1市 2町について対応が可能であるのか、区長会で不満は出ていないかとの質疑があり、市長からは、本来なら当初予算で全額つけるべきであったが、市長査定の際、残念なことに財源的に対応できず、早い機会に補正しようということになっていた。区長会からも大丈夫ですねという話があったし、 2月定例会でも議員から話が出たりしたので、財源が見つかり次第早く補正したいと私の判断で今回補正したものである。予算額について、区長会から足らない、不満であるという話は聞いていないとの答弁がありました。  また、担当からは、旧掛川時代は、 3億円を投資しており、昨年度約 3億 5,000万円程度の決算になると思う。地域環境整備費の本質として、日々の修繕と地区要望として事業を執行している。実績的には、事業費ベースで言うと日々の修繕、緊急性のものについてが約半分で、区要望が半分くらいでやっている。地区の要望については、予算が多ければ多い事業執行ができるが、その中で担当課としては、順位が急ぐもの、金額に見合ったものについて均衡・平等性などを踏まえて精査しながら執行しているとの補足説明がありました。  委員より、地区要望について 3つという制限があるが、その要望する基準について必ずしも統一されておらず、区長が変わるとその考え方も変わり、少し混乱があるように思うがどうかとの質疑があり、当局より、地区要望の取り方について、昨年ちょっと混乱があった。 5万円の要望 1件の地域もあり、また数百万あるいはそれ以上の要望で 1件という場合もあった。ことしの区長会連合会においては、基本的に地域振興課でできるものということをお知らせしながら説明をした。道路河川課、農地整備課等にかかわるものについては、今までの経過もあり、ことしについては担当課にも出席してもらい、アンバランスにならない方向で要望をとりまとめるよう説明をしたとの答弁がありました。  なお、情報化推進費については質疑なく、第 9款消防費の防災対策において、委員より、地域防災無線の電波の反射板の設置場所について質疑があり、当局から、大東区域の坂里地内、株式会社キャタラーの寮の北側に若杉組の資材置場がある高台のところであるとの説明がありました。  第13款予備費については質疑なく、以上で質疑を終結し、討論に付したところ討論なく、採決の結果、当総務委員会に分割付託されました議案第90号、掛川市一般会計補正予算(第 1号)につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(加藤一司君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより議案第90号について採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございます。  起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 △日程第3 議案第91号〜議案第94号 ○議長(加藤一司君) 日程第 3、議案第91号から議案第94号までの 4件について一括議題といたします。  本 4件に関し、これより委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、河住光重君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 河住光重君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(河住光重君) ただいま議長より報告を求められました議案第91号及び議案第94号に関し、その審査の概要と結果について御報告を申し上げます。  まず、議案第91号、掛川市自然環境の保全に関する条例の制定について報告いたします。  当局より説明を受け審査いたしました。委員より、今までこれに関係するような条例はあったのか。また、この条例をつくるに当たって、やめる条例があるのかとの質疑に、当局より、今までは指導要領しかなく、旧市でも新市でもこれを運用しており、本年度条例化をするということである。また、この条例を制定することで重複するような条例はないとの答弁がありました。  委員より、外来種の植物もふえているが、素人ではわかりにくい。このようなものも指導していくのかとの質疑に、当局より、外来種がそのまま禁止されているわけではないが、生態系を考えるとあまり好ましくはないと考えている。この条例は、法律で決められているものを改めて条例で定めたというように考えていただきたい。最近は植物よりも動物が問題になっている。法律で定めているものを基本にしながら、積極的にそういう精神をPRしていきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ討論なく、採決の結果、議案第91号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号、掛川市総合病院使用料及び手数料条例の一部改正について報告いたします。  当局より説明を受け審査いたしました。委員より、紹介患者を優先的に診ていく方向でよいと思うが、紹介患者でない患者の初診料が上がるということで、ますます初診の患者が減ると思うが、その辺も視野に入れての料金の設定かとの質疑に、当局より、夜間の救急を含め一次医療的な患者さんが非常に多く、待ち時間が長くなる要因の一つとなっている。開業医と病院との役割分担を明確にしたいことをPRしており、紹介状を持参して当院を受診される初診患者が増加することを期待している。市民の方、患者さんに理解していただき、どちらを選択しても同じくらいの料金を設定させていただきたいということであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論に付したところ討論なく、採決の結果、議案第94号については、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(加藤一司君) 続いて、総務委員長、鳥井昌彦君、御登壇願います。               〔総務委員長 鳥井昌彦君 登壇〕 ◎総務委員長(鳥井昌彦君) ただいま議長より報告を求められました議案第92号及び議案第93号の 2件について、総務委員会における審査経過の概要と結果につきまして御報告申し上げます。  本 2件は、議案第90号に引き続き審査をいたしました。  まず、議案第92号、市長の給料の特例に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局の説明の後、質疑に入りました。多くの意見交換の後、市長からは、公約を守りたい。また、全委員からも公約を守った方がよいという意見が大勢を占めましたので、ここで一たん休憩をとり、休憩の後、豊田副委員長より委員長に次のような修正案が提出されました。  掛川市議会会議規則(平成17年掛川市議会規則第 1号)第94条の規定により、次のとおり修正案を提出いたします。  「議案第92号(市長の給料の特例に関する条例の一部改正について)に対する修正案。  議案第92号(市長の給料の特例に関する条例の一部改正について)の一部を次のように修正する。  附則に 1項を加える改正規定中「平成21年 3月31日」を「平成21年 4月23日」に改める」との修正案であります。  この修正案に対する質疑を求めましたが質疑なく、また討論もなく、採決の結果、全会一致にて修正案を可決すべきものと決しました。  なお、修正議決した部分を除くその他の部分につきましては、異議はなく、原案のとおり決しました。  次に、議案第93号、掛川市交通安全対策会議条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、公共的機関を団体と改正するが、公共的な活動を行わない団体も含まれるのかとの質疑があり、当局より、日本道路公団は、民営化に伴い、現在、中日本高速道路株式会社という名称になっており、この会社だと公共的機関という位置づけができないということで、今回のような包括的な表現に改正するものである。第 6条は、特別委員として交通関係者を選ぶという条文であるが、現状、特別委員を委嘱する形はとっていないとの説明がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第93号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(加藤一司君) 以上で両委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本 4件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第92号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、修正でありますので、まず委員会の修正案を採決いたします。  本件は委員長報告のとおり、委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございます。  起立全員であります。  よって、委員会の修正案は可決されました。  続いて、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。  本件は修正議決した部分を除く部分について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございます。  起立全員であります。  よって、議案第92号の修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(加藤一司君) ありがとうございます。  起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  続いて、議案第91号及び議案第93号について一括採決いたします。  本 2件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。  本 2件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。
     よって、本 2件は原案のとおり可決することに決しました。  この際、暫時休憩といたします。                 午前11時16分 休憩                 午前11時30分 開議 ○議長(加藤一司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第4 議案第100号〜議案第103号まで ○議長(加藤一司君) 日程第 4、議案第 100号から議案第 103号までの 4件について一括議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。  市長、戸塚進也君。                〔市長 戸塚進也君 登壇〕 ◎市長(戸塚進也君) ただいま上程されました議案第 100号から議案第 103号までの 4件を一括御説明申し上げます。  この 4件の議案につきましては、いずれも人権擁護委員の推薦について、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  今回、意見を求める 4名については、いずれも任期満了による再任でございます。  最初に、議案第 100号において再任をお願いする方は、住所、掛川市本郷1389番地の 1、氏名、長尾昭雄、生年月日、昭和19年12月 5日生まれ、満61歳であります。  次に、議案第 101号において再任をお願いする方は、住所、掛川市細谷1244番地、氏名、松井賢司、生年月日、昭和 9年 4月28日生まれ、満72歳であります。  次に、議案第 102号において再任をお願いする方は、住所、掛川市高田205番地、氏名、原田つよ、生年月日、昭和13年11月25日生まれ、満67歳でございます。  最後に、議案第 103号において再任をお願いする方は、住所、掛川市初馬 662番地の11、氏名、中山晴雄、生年月日、昭和17年 1月 6日生まれ、満64歳でございます。  以上、人事案件 4件について一括御説明申し上げましたが、履歴は各議案に添付したとおりでございます。よろしく御審議いただき、御意見くださるようお願い申し上げます。 ○議長(加藤一司君) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第 100号から議案第 103号までの 4件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決に入ります。  議案第 100号から議案第 103号までの 4件について、一括採決いたします。  本 4件は、原案に同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、本 4件は同意することに決しました。 △日程第5 請願第3号 ○議長(加藤一司君) 日程第 5、請願についてを議題といたします。  請願第 3号について、これより委員長の報告を求めます。  文教厚生委員長、河住光重君、ご登壇願います。              〔文教厚生委員長 河住光重君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(河住光重君) ただいま議長より報告を求められました請願第 3号、障害者自立支援法施行に伴う療育施設等利用者負担(補助)に関する請願について、その審査の概要と結果について御報告いたします。  委員に意見を求めたところ、委員より、菊川市議会では、既に採択され、国への意見書も出ている。森町議会では、第一委員会で検討され、町長も含め全議員で「めばえ」を見学され、それを踏まえて審査をし、採択した。具体的にこれをこうするというようなものではなく、組合の方で話していただくということである。御前崎市議会は、継続審査と私は理解しているとの意見がありました。  また、他の委員より、費用が 3倍にもなるのはまずいという気がする。掛川の場合には、特に幼稚園と保育園を一緒にして幼児教育という考え方を持っているので、「めばえ」に通う子との差がこんなにあるのはまずいと思う。また、お母さんたちにこれからも安心して子育てができるような援助が必要だと思う。子育て支援という意味からも、もう少し何とかしてあげなければいけないなと思うし、将来に希望の持てる支援をしてやらなければいけないと思う。掛川市議会として、やりなさいということが言えるかどうか、組合議会の方でいろいろ議論してもらうということだが、掛川市議会としては、少しでも何とかした方がよいのではないかという方向でまとめていただけるとよいと思うとの意見がありました。  採決の結果、請願第 3号については、全会一致にて採択すべきものと決しました。  以上で文教厚生委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(加藤一司君) 以上で委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本件に対する討論の通告はありません。討論はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  請願第 3号について採決いたします。  本請願に対する委員長の報告は採択すべきとするものであります。  本請願は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第 3号については、採択と決しました。 △日程第6 陳情について ○議長(加藤一司君) 日程第 6、陳情についてを議題といたします。  委員会に付託した 3件の陳情の委員会審査結果は、お手元に配付いたしました陳情審査結果一覧表のとおりでありますので、御了承願います。 △日程第7 議発第6号〜議発第8号 ○議長(加藤一司君) 日程第 7議発第 6号から議発第 8号までの 3件について一括議題といたします。  本 3件は、議員全員による提出でありますので、提案理由の説明は省略し、本文について事務局長から朗読いたします。  事務局長。               〔事務局長 鳥井 暹君 登壇〕 ◎事務局長(鳥井暹君) それでは、議発第 6号から議発第 8号までの 3件を朗読いたします。  議発第 6号、「少子化対策の抜本的な充実と積極的推進を求める意見書」の提出について  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「内閣総理大臣」「総務大臣」「厚生労働大臣」「内閣府特命担当大臣」「衆議院議長」「参議院議長」に対し、少子化対策の抜本的な充実と積極的推進を求める意見書を別紙のとおり提出する。  平成18年 7月 4日提出、提出者、掛川市議会議員、敬称を省略させていただきます、加藤一司、狩野 恒、松井俊二、内山周則、石山信博、堀内武治、桑原百合子、八木宏之、高塚昌彦、鷲山喜久、鈴木治弘、鳥井昌彦、佐藤博俊、東堂陽一、菅沼茂雄、河住光重、戸塚正義、戸塚久美子、大庭博雄、豊田勝義、水谷陽一、竹嶋善彦、山本義雄、大石與志登、山崎惠司、高木敏男、鈴木正治、雜賀祥宣、内藤澄夫、水野 薫。  少子化対策の抜本的な充実と積極的推進を求める意見書(案)  我が国の合計特殊出生率は、今や国の予測を超え、 1.25まできている。  1970年代後半に 2.08、(人口置き換え水準)を下回ってから約30年、平成 9年からは子どもの数が高齢者人口よりも少ない「少子社会」となり、さらに本年度からは日本の総人口が減少に転ずる「人口減少社会」を迎えようとしている。  急速な少子化の進展が、21世紀の国民生活に経済的、社会的、福祉制度的に深刻かつ多大な影響をもたらし、国力を大きく低下させることは明白である。  国及び地方自治体は、この少子化の進展に対し、より一層危機感を持って対処し、早急かつ的確に対策を講じていく必要が今強く求められている。  掛川市は以上の観点に立ち、国の施策の積極的展開を強く期待しつつも、自ら自治体として厳しい財政状況を踏まえつつ、乳幼児医療費(入院)の無料化、第 2子以上の出生に対する財政支援、不妊治療費の上乗せ助成などの施策を積極的に展開しているところである。  よって、本市議会は、国会及び政府に対し、少子化対策の抜本的な充実と積極的推進を早急に講ずるよう、下記のとおり要望する。                      記  1 出産・子育てに対する財政的な支援が有効であり、必要であることは、「少子化社会白書」や内閣府の調査でも明白である。また、先進国フランスでも出産・子育てに対する財政的支援が少子化に有効に歯止めをかけている現実がある。  国は、少子化対策の抜本的充実策として、出産・子育てに対する財政的支援の強化を積極的に進めるよう要望する。  具体的には、乳幼児手当の創設、育児休業中の所得保障の充実、子育て支援減税の実施、子育てを積極的に支援する企業の法人税を優遇する制度の創設を要望する。  2 少子化の原因の一つとして、働く女性の増大、そして仕事と子育てが両立できる環境が十分整っていなかったことが強く指摘される。  国は、「次世代育成支援対策推進法」を制定し、働く女性が出産・子育てと仕事の両立が可能となるよう、企業対策を中心に取り組んでいるが、その有効性は不十分である。  改めて国は、「女性の出産・育児と仕事の両立が当然とする社会」づくりをめざし、抜本的かつ総合的な対策の確立を行うよう求める。  具体的には、仕事と子育ての両立を可能にする働き方、賃金体系を法律的に保障すること、仕事と子育てを両立させる保育所の整備充実と施設利用者に対する補助金制度の創出を要望する。  3 少子化の要因の一つに、人生の価値観の問題や晩婚化・未婚化の進展がある。  若者が結婚し、ともに助け合い、家庭を築き、子どもを産み育てることが、社会的に高く認められる社会、自らも「幸せ」と感じられるような価値観を持った社会の創造が必要である。政治としてそのような国づくりを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成18年 7月 4日、静岡県掛川市議会。  次に、議発第 7号、「日本ブラジル間及び諸外国との犯罪人引き渡し条約締結に関する意見書」の提出について。  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「内閣総理大臣」「総務大臣」「外務大臣」「厚生労働大臣」「内閣官房長官」に対し、「日本ブラジル間及び諸外国との犯罪人引き渡し条約締結に関する意見書」を別紙のとおり提出する。  平成18年 7月 4日提出、提出者、掛川市議会議員、お名前は議発第 6号と同一でありますので、省略をさせていただきます。  日本ブラジル間及び諸外国との犯罪人引き渡し条約締結に関する意見書(案)  静岡県西部に位置する掛川市は、人口約12万人のうち約 5,000人の外国人が定住し、その約71%が日系ブラジル人である。このような状況下で、当市は日系ブラジル人を含め外国人と市民との共生社会を目指し、鋭意努力を重ねているところである。  しかし、残念な事に、外国人が犯す犯罪がこの地域で数多く発生しており、真面目に働き生活をしている外国人や、その地域に住む日本人との関係に悪い影響を与えかねない状況下にある。  とりわけ、県西部において、次の 3件の凶悪事件が市民に大きな不信感や不安感を与えている。すなわち、1999年 7月の浜松市内で女子高校生が死亡したひき逃げ事件、2005年10月の湖西市での幼児が死亡した交通事故、同年11月浜松市内のレストラン強盗殺人事件である。この 3件は、いずれも善良な市民が巻き込まれた事件であり、その犯人はいずれも日系ブラジル人であった。しかも、そのいずれの事件も、警察等の努力から、犯人の身元を割り出したにもかかわらず、逮捕前に母国のブラジルに逃げ帰っている状態であり、母国での捜査については、いずれも不明である。  それらの被害者の気持ちを思うと、一刻でも早く、犯人の逮捕が望まれるところである。しかし、残念ながら、日本ブラジル間には、犯罪人引き渡し条約の締結が行われていない。  よって政府において、一刻でも早く、下記の内容のごとく対策をとるよう強く要望する。                      記  1 日本国とブラジル国の二国間における犯罪人引き渡し条約の締結を早期に行うこと  2 次善の策として、国際刑事警察機構(ICPO)等の国際的な組織を活用し、今回記載の犯人の逮捕に向け、積極的な行動に出ること  3 他の諸外国においても、ブラジル国と同等の条約を締結するよう働きかけること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
     平成18年 7月 4日、静岡県掛川市議会。  次に、議発第 8号、「道路整備予算の確保に関する意見書」の提出について  掛川市議会は、地方自治法第99条の規定により、「内閣総理大臣」「財務大臣」「国土交通大臣」「内閣官房長官」「衆議院議長」「参議院議長」「衆議員国土交通委員長」「参議院国土交通委員長」に対し、「道路整備予算の確保に関する意見書」を別紙のとおり提出する。  平成18年 7月 4日提出、提出者、掛川市議会議員、お名前は議発第 6号と同一でありますので、省略をさせていただきます。  道路整備予算の確保に関する意見書(案)  道路は、広域的な連携と地域の自立した展開を図るための最も基本的な社会資本であります。また、個性ある地域交流の形成と国民一人ひとりにとって、より豊かな社会を実現するため、社会資本整備を重点的、効率的に進めていく必要があります。  特に東海地域は、わが国の経済発展上戦略的に重要な地域であり、第一・第二東名高速道路、一般国道一号をはじめとする重要な道路が通る本市においては関連するアクセス道路や環状道路等の整備が課題となっています。  さらに、本市の道路整備水準は、質・量ともに未だ十分とは言えず、慢性的な市内の渋滞や交通事故の増大、また、騒音・振動等の環境問題など多くの課題を抱えるとともに、依然として狭隘道路も多く、一層の道路整備が求められています。  よって、国におかれましては、道路整備を緊急かつ計画的に推進するため、安定した道路整備財源の確保を図っていただくとともに、次の事項の促進に関して特段の配慮がなされるよう強く要望します。                      記  1 新市まちづくりを推進するための市町村道整備  2 交通安全対策、沿道環境改善対策等、安全で快適な生活環境づくりを推進するためのそれらに資する施設の整備  3 重要路線の交通の円滑化を図るための国道一号バイパス・国道 150号の 4車線化  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成18年 7月 4日、静岡県掛川市議会。  以上でございます。 ○議長(加藤一司君) ただいま事務局長朗読のとおりであります。  本 3件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたします。  本 3件は提案のとおり決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、本 3件は提案のとおり可決されました。 △日程第8 議員派遣について ○議長(加藤一司君) 日程第 8、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件は、地方自治法第 100条第12項及び掛川市議会会議規則第 159条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、本件はお手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。 △日程第9 閉会中継続調査の申し出 ○議長(加藤一司君) 日程第 9、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定によりお手元に配付のとおり閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(加藤一司君) 御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり閉会中継続調査に付することに決しました。 ○議長(加藤一司君) 以上で本日の日程全部を終了いたしました。 ○議長(加藤一司君) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長、戸塚進也君。                〔市長 戸塚進也君 登壇〕 ◎市長(戸塚進也君)  6月定例会の閉会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  この本会議におきまして御提案申し上げました議案すべてにつきまして、御認定をいただきましてまことにありがとうございました。暑い最中にもかかわらず御熱心に御審議をいただきましたことを厚くお礼を申し上げたいとこのように思っております。  なお、本日の本会議で請願が採択されましたが、私も全く同趣旨に考えておる立場でございますので、努力をするは当然でございますが、この件につきましては、太田菊川市長も非常に熱心に前向きに考えてくれておりますので、近日中の運営委員会あるいは議会におきまして、できる限りこの趣旨に沿うように努力をし、さらにもし足らざるといえばまた改めて掛川市議会の皆様にもお諮りするという形でこの請願の趣旨に沿うように私も努力をいたしてまいりたいと考えている次第でございます。  それから、教育長さんにつきましては、皆様に御心配をおかけいたしましたが、御案内のとおりこのように元気に日常の業務をなさっておられるわけでございます。しかし、御本人の御意志も承っておりますので、近いうちに議員の皆様に適切にお諮り申し上げたい、このように考えておる次第でございます。  続きまして、納税対策につきまして、全職員をあげまして努力をさせていただきましたが、おかげさまでその中間結果がまとまりましたので、この際、御報告申し上げたいと存じます。去る、 5月15日から 6月 9日にかけまして約 4週間でございますが、職員の人数にいたしまして延べで 1,032名、平均 2.1回の出動でございます。実人員は、私、収入役を含め 491名でございます。その結果でございますが、まず、市税関係におきましては、催告書を出しまして職員が伺いますとこういうことを御連絡しただけでございますが、これに対して 193件、 688万8,000余円の納税がございました。続いて、納付指導に伺いましたとき、その場で43件、 168万7,000余円、さらにその後納付を約束してくださいまして、 6月23日までに 272件の納税をいただき、これが 1,096万余円、合わせまして 1,952万7,000余円、 511件の方が納税に協力をしていただいた次第であります。そのほか医療費の関係につきましては、 129件 302万1,000余円。さらに水道料につきましては、合計で 146件 222万3,000余円。そして法人関係の問題は20件でございまして、合計 811万2,000余円、これだけの納税をいただくことができました。合わせて 3,288万5,000余円ということになるわけであります。職員が働いていただきましたので、これに要した時間外手当でございますが、約 400万円でございます。  今後でございますが、納付のお約束をいただいたり、来庁お約束の不履行、行きますよと言っていながら来ていただけなかったという方々に対しては、再連絡並びに催告、返戻者、あるいは所在不明の居住、勤務先の調査、こういうことを 7月下旬に実施いたしたいと考えている次第であります。なお、交渉結果に基づき、生活状況が非常に大変だとこういう事実がわかりました方につきましては、適切に考えなければいけませんので、これも 8月末までに一つの資料を整えたいとこのように考えております。そして、 9月 5日にもう一度対策本部を開きまして、こうした件についての最終的な結論を出してまいりたいと考えております。議員の皆様方の御理解をいただきましたことを、この場をお借りしてお礼を申し上げながら御報告した次第であります。   7月の暑い最中でございますが、各委員会・協議会にまた重要な案件をそれぞれ 1件、 2件、場合によりますと 3件御提案をし、全員協議会にもまた御相談を申し上げることもあると思うわけでございますが、何とぞ今定例会に引き続きよろしく御指導くださるようお願い申し上げたいと存じます。  暑い最中でございますので、どうぞ十分お体御慈愛いただきまして、ますます地域社会の発展、市民の幸せのために御活躍くださいますことをお祈りいたしまして、ごあいさつにさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(加藤一司君) 私からもごあいさつ申し上げます。                〔議長 加藤一司君 登壇〕 ○議長(加藤一司君)  6月定例市議会の閉会に当たり、私から一言ごあいさつ申し上げます。  今期定例会は、 6月12日開会以来、本日まで23日間にわたり、提案されました一般会計補正予算(案)を初め、多数の重要議案について、終始極めて熱心に審議され、本日ここにその議案を議了して無事閉会の運びとなりましたこと、深く敬意をあらわしますとともに、衷心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。  また、市長を初め理事者及び担当各位におかれましても、審議の間、常に真摯な態度をもって審議に協力され、それぞれ適切、妥当な結論を得ることができましたこと、心より感謝申し上げます。  本会議あるいは委員会において議員各位から述べられました意見なり重要事項につきましては、特に配慮をいただき、執行の上、十分反映されますよう強く要望する次第であります。  なお、今議会初日、市長より当面する政策課題について行政報告がありましたが、特に総合病院、消防業務の広域対応を初め、小・中学校の適正化対策は、議会としても特別委員会を設置し検討を進めるほか、東高跡地活用や大須賀交流センターの建設等、本市の将来にとっていずれも緊急かつ重要な課題であります。執行部とともに市民の意向を把握し、十分な研究・検討を基本に常に密接な情報の提供をいただき、早急に課題解決できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、皆様のより一層の御協力を願うところであります。  これから夏本番を迎え連日厳しい暑さが続きますが、議員各位におかれましては、視察研修など何かと御多忙のことと存じますが、くれぐれも御慈愛くださいまして、市政の積極的推進に御尽力賜りますようお願いを申し上げまして、私の閉会のあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(加藤一司君) これにて本日の会議を閉じ、平成18年第 3回掛川市議会定例会を閉会といたします。                  午後0時 0分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第1項の規定によりここに署名する。           平成   年   月   日                 掛川市議会議長        加 藤 一 司                 掛川市議会副議長       水 野   薫  [ 署 名 議 員 ]                 掛川市議会議員        山 崎 惠 司                 掛川市議会議員        鈴 木 正 治...